正樹ブログ -貧困ビジネスとフリーター-

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2006.12.16(土)

貧困ビジネスとフリーター


「貧困ビジネス」とは、人々が貧困であればあるほど、「顧客」を増やし、収益を増大していくビジネスモデルである。たとえば、就業時間が決まっていない人が買いにいくための「24時間コンビニ」、家がない人が寝床にするための「漫画喫茶」、満足に貸してもらえない人のための「消費者金融」がある。数えればキリがない。

これらの仕事は「貧困者」の存在なしに成り立たないビジネスである。

非正規雇用者の増加の問題を、努力が足らず怠けている「個人」レベルと「行政・企業」レベルに分けて考える必要がある。実際に非正規雇用者の全体に占める割合は約30%である。どんなに努力しても正社員になれない人はどうしたらいいのだろうか?

ITの普及で「便利な社会」になったといわれている一方で、3Kと呼ばれる「きつい・きたない・きけん」な労働は増えている。例えばオンライン・ショップを考えるとわかりやすい。24時間で配達するサービスの裏側で、ノルマに追われたフリーターと、時間内に届けなければならないドライバーがいる。

全員が「便利な社会」なんてありえない。一部の人が便利さを享受しているだけである。それでは本当に便利な社会になったといえない。

非正規雇用者の存在自体が悪いことではない。問題は流動化せずに固定化していることである。その原因に貧困ビジネスが片棒を担いでいると思えてしかたがない。また、規制緩和で、「行政のやらないサービス」を行うNPOのような企業、企業のようなNPOが増えて「弱者支援」の名のもとに「福祉のタカリ」を行うケースも一因であると思う。

安倍さん、「美しい国」にするために、そこんところよろしくお願いします!!
競争的な社会をつくるのもいいですが、セーフティー・ネットのネットをザルにしてしまったらいけません。

 


│posted at 20:49:57│ コメント 0件トラックバック 0件
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Author:まさき
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