正樹ブログ -貧困の現場-

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2008.10.23(木)

貧困の現場

貧困の現場貧困の現場
(2008/08/29)
東海林 智

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8月に毎日新聞社から出た一冊。著者は新聞社の記者です。

新聞やテレビのニュースからは、次から次へと事件を追う制約があるため、断片的にしかわかりまsねn。事実関係を知るには、一冊にまとまった本を読む方がすっと頭にはいってきます。

この本は、秋葉原の事件にも言及した比較的新しい本です。本のなかで「労働力のジャスト・イン・タイム」、「労働力ダンピング」と表現しているのですが、労働者を機械のごとく扱う場面は考えさせられます。国際競争、海外競争に勝つためには必要だ。でも、そこまでして暮らす人は豊かさを実感することができているのだろうかと問題提起しています。

先日、日経連の移民受け入れの提言も、技術のある人は歓迎して、それ以外は来てほしくないといったことが読み取れます。でも、そんなに都合のいいようにいくかと思いました。2世、3世と住み続けるうちに、彼彼女らも同じように技術を持つとは限りません。むしろ言語や差別で苦しむ人の数の方が多くなる可能性も否定できません。EUでも移民と非移民の間の差は根深くあります。

また製造業の現場は、機械化が進み一面からは効率化のため時間あたりの製造量が増えたけれども、単調な仕事で個々人の技量があまり必要とされなくなりました。正社員と非正社員の構図は官でも民でもみることができます。

筆者は最後の方に「貧困」を一過性にするのではなく、8月の戦争記事のように毎日、毎月、毎年とりあげていくことがメディアに求められていく必要があるのではないかという意見には賛成です。

蟹工船を読むのもいいですが、最新の本もいかがでしょうか。

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